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アンソロジスト vol.6
¥880
田畑書店「ポケットアンソロジー」シリーズと連動する季刊ベース誌の第6弾! 今号の特集は〈川柳〉。短歌など他ジャンルからの越境もあり、空前のブームが到来しつつある川柳。現代の川柳を牽引する5人の柳人に、「みずうみ」をテーマに20句を詠み下ろしていただくという豪華な企画。また太田靖久、小津夜景、山本アマネ、片上長閑など、連載陣の活躍も目覚ましい最新号。 目次 【特集】川柳アンソロジー みずうみ 永山裕美 序文 なかはられいこ 水の骨組み 芳賀博子 襖はずして 八上桐子 ほとり 北村幸子 雫する楽器 佐藤みさ子 空うつす 樋口由紀子 [解説]川柳のたくましさ 岸波龍 ●特別寄稿●わたしたちがいま川柳に夢みていることについて 【短篇小説で一服】 山本アマネ シュテファン・ツヴァイク『書痴メンデル』 【存在のためのふわふわした組曲6】 小津夜景 夜を知る 【書下ろし短篇小説】 太田靖久 カラスの味 【不定期連載】 渡辺祐真 物語の読み方講座(一) ●PAエッセイ● 谷川嘉浩 「くそつまらない未来」を遠ざける方法 角南範子『アンソロジスト』から生まれた文章講座開催レポート 片上長閑 新時代 【書評】井伏鱒二著 ウィリアム・I・エリオット/西原克政訳『対訳 厄除け詩集』 〈書肆 海と夕焼〉柳沼雄太 humorからの逸脱、そしてポエジーへ 編集後記
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アンソロジスト vol.5
¥880
アンソロジスト vol.5 A5変型判 縦210mm 横150mm 厚さ7mm 重さ 71g 60ページ 中綴じ 定価 800円+税 ISBN978-4-8038-0416-4 CコードC0491 発売日 2023年5月15日 紹介 田畑書店「ポケットアンソロジー」と連動する季刊誌の第五弾! 今号は宮沢賢治特集!今福龍太、澤口たまみ、岡田基生による「いつ読んでも新しい これからの宮沢賢治」。書評家・スケザネ氏責任編集は、小川哲と渡辺祐真による読書法と創作法をめぐる対話に、藍銅ツバメ、谷川嘉浩、箱乃なかみ、小磯洋光と多士済々の執筆陣で送ります。連載も充実、今号も文芸を愛する人の期待に応える内容です。 目次 【特集】いつ読んでも新しい これからの宮沢賢治 今福龍太 宮沢賢治の可変的〈心象スケッチ〉の愉しみ 澤口たまみ 自然を感じる宮澤賢治の短編ベスト5 岡田基生 イーハトーヴ──未完のプロジェクト 【存在のためのふわふわした組曲5】 小津夜景 雲の正体について 【PAエッセイ】 吉田篤弘 十字路のあるところ 【書下ろし短篇小説】 太田靖久 短いトンネルの先に 【短篇小説で一服】 山本アマネ ルーシー・モード・モンゴメリ『ロイド老嬢』 【くうねるあむ・4】 梅﨑実奈 そのときがきたら③ 平井弘 森のはなし(特別詠み下ろし連作短歌) 《スケザネ図書室》 渡辺祐真 前口上 小川哲 × 渡辺祐真 小川哲さんの読書法・創作法に迫る! 藍銅ツバメ レトロゲームと異種族お嬢様 谷川嘉浩 猫は猫であるだけでかわいい 箱乃なかみ 背伸びをすれば届く場所にある(追悼大江健三郎) 小磯洋光 翻訳と詩を始めるまで 片上長閑 いつものことば 渡辺祐真 編集後記 【書評】小川洋子・佐伯一麦著/『川端康成の話をしようじゃないか』 柳沼雄太〈書肆 海と夕焼〉 手癖に導かれた身体性 編集後記
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アンソロジスト vol.4
¥880
A5判 60ページ 中綴じ 縦210mm 横150mm 厚さ6mm 重さ 71g 800円+税 ISBN978-4-8038-0408-9 Cコード C0491 2023年1月31日発売 【紹介】 田畑書店「ポケットアンソロジー」と連動する季刊誌の第四弾!今号は現代短歌作家特集。小島なお、初谷むい、東直子、平岡直子、山崎聡子の新作短歌を掲載。連載企画「娘が選ぶ父の短篇ベスト5」は「北杜夫」を紹介。書評家・スケザネ氏責任編集の頁では『新しい世代の表現者たち』として、岡本真帆、谷川嘉浩、暮田真名、梨ちゃん、齋藤明里の作品や論考を掲載します。 また今号に開催された短歌作家の作品は、ポケットアンソロジー作品リフィルとして本書と同時発売されます。 【目次】 【特集】 短歌アンソロジー あこがれ 永山裕美 序文 小島なお 「卵焼きかわいそう」 初谷むい 「笑えば翼ごと動く」 東直子 「夢と胸筋」 平岡直子 「黒百合」 山崎聡子 「宝石」 斎藤由香 娘が選ぶ父の短篇ベスト5 「北杜夫」 山本アマネ 短篇小説で一服 ナサニエル・ホーソーン「ウェイクフィールド」 増田みず子 人生に効く井伏鱒二(四) 太田靖久 書下ろし短篇小説 「嘘の顛末」 小津夜景 存在のためのふわふわした組曲4 流星の味 スケザネ図書室 by 渡辺祐真 『新しい世代の表現者たち』 谷川嘉浩、岡本真帆、暮田真名、梨ちゃん、齋藤明里、片上長閑 柳沼雄太 【書評】「優雅な生活が最高の復讐である」
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アンソロジスト vol.3
¥880
A5判 縦210mm 横150mm 厚さ6mm 重さ 71g 60ページ 中綴じ 価格 800円+税 田畑書店「ポケットアンソロジー」と連動する季刊誌の第三弾!クローズアップするのは坂口安吾。小説というジャンルの形式、手法を味わいつくした〈エピキュリアン〉としての坂口安吾。前号の太宰同様、「無頼派」と呼ばれる作家は、実は上質な作品を量産してた「勤勉な仕事人」だったことがわかります。書評家・スケザネ氏責任編集の頁では「世界から見た日本文学」を特集します。 【特集】坂口安吾の短篇小説 荻野アンナ 安吾、「村人」を描く 七北数人 坂口安吾の歴史小説&純愛小説 わかしょ文庫 坂口安吾の入り口 井上荒野 娘が選ぶ父の短篇ベスト5 井上光晴 増田みず子 人生に効く井伏鱒二(三) 独特な距離感あらわすエッセイ5選 太田靖久 書下ろし短篇小説 「流れるプール」 永山裕美 偏愛読書・2 灯の物語 山本アマネ 短篇小説で一服 セアラ・オーン・ジュエット「ベッツィーの失踪」 梅﨑実奈 くうねるあむ・3 そのときがきたら2 小津夜景 存在のためのふわふわした組曲3 白百合の岬 スケザネ図書室 by 渡辺祐真 『世界から見た日本文学』 森山恵 レディ・ムラサキ、世界へ越境する 毬矢まりえ 世界の俳句の今 エミリ・バリストレーリ 人生は森見日和 プラダン・ ゴウランガ・チャラン 世界文学としての「方丈記」 ピーター・J・マクミラン 翻訳という旅 片上長閑 歩く目 柳沼雄太 【書評】アニー・ディラード『本を書く』
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季刊 アンソロジスト 2022年 夏季号
¥1,100
A5変型判 76ページ 価格 1,000円+税 ISBN 139784803804010 CコードC0491 発売日2022年8月13日 【紹介】 田畑書店「ポケットアンソロジー」シリーズと連動する季刊誌の第二弾! 短篇小説を既存の読み方から解き放ち、新しい読み方を提案する「文化を読み換えるカルティベイト・マガジン」。 今回クローズアップするのは太宰治の短篇。いつ読んでも新しい太宰の短篇の魅力に迫ります。 また、書評家・スケザネ氏責任編集の頁では「理系と文系の狭間に生まれる文学」を、いま旬の書き手にさまざまな方向から語っていただきます。 【目次】 《特集》太宰治の短篇 木村綾子/大学生の仲間たち 人生に効く井伏鱒二 増田みず子 短篇小説で一服 山本アマネ 小説:息子の長靴 太田靖久 エッセイ:牛肉とエリンギの炒め物 水野葵以 くうねるあむ 梅﨑実奈 新アンソロジーの提案(仮) 永山裕美 書評『ポルトレ 普及版』 柳沼雄太 BLACKOUT POETRY 海の襟袖(エリザベト怜美+モノ・ホーミー) 《スケザネ図書室》理系と文系の狭間に生まれる文学 森田真生 インタビュー「文学と数学の交点」 隠岐さや香 文芸が科学と文学とに分かたれる前に 山本貴光 言葉で世界を組み立てる 川添愛 科学と文学について自分なりに考えてみた 榛葉豊 寺田寅彦「比較言語学における統計的研究法の可能性について」 松村由利子 科学者のやわらかな心 岡田基生 修羅のなぎさ――宮沢賢治のイギリス海岸 小津夜景 存在のためのふわふわした組曲 片上長閑 俳句の時間「石井露月」
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季刊 アンソロジスト 2022年 春 創刊号
¥880
A5判 縦210mm 横145mm 厚さ6mm 重さ 72g 60ページ 中綴じ/ビニール袋封入済 【紹介】 文化を編み換えるカルティベイト・マガジン『季刊 アンソロジスト』、2022年4月28日創刊! 『季刊 アンソロジスト』では選者によりテーマに合わせたお勧めの文学作品が選ばれ、紹介されます。 創刊号では「【特集】なんといっても「文学」の一丁目一番地 芥川龍之介の短篇小説 」として南木佳士さん、吉村萬壱さんが芥川の短編からベスト10を選びます。 増田みず子「人生に効く井伏鱒二」、松崎元子「娘が選ぶ父の短篇ベスト5 後藤明生」、荒川洋治「『ポケットアンソロジー・スターターキット』に寄せて」、ほか特集以外にも連載や読み物、書き下ろし短編、書店の案内など、読書家の好奇心の地図を広げる作品案内となっています。 選者によってえらばれた作品は、別売の"作品リフィル"としてそれぞれ単品で購入することが可能です。購入した"作品リフィル"は"ブックジャケット"に綴じることで、あなただけのお気に入りの短編アンソロジーを作ることができます。 【目次】 【特集】なんといっても「文学」の一丁目一番地 〈芥川龍之介の短篇小説〉 ◎芥川龍之介・短篇ベスト10 「古希を過ぎて芥川龍之介を読む」 南木佳士 「ウクライナ情勢と芥川龍之介」 吉村萬壱 【人生に効く井伏鱒二(一)】 短編小説の理想形 増田みず子 【娘が選ぶ父の短篇ベスト5】 後藤明生 松崎元子 【『ポケットアンソロジー・スターターキット』に寄せて】 初めての世界 荒川洋治 【書下ろし短篇小説】 父の自転車と母の赤い車 太田靖久 【代わりに読む《山本周五郎》】 友田とん 【くう・ねる・あむあむ・1】 梅﨑実奈 【短篇小説で一服】キャサリン・マンスフィールド「園遊会」 山本アマネ 《スケザネ図書室》 ・前口上 渡辺祐真 ・永井玲衣 インタビュー「詩と哲学の交点」 ・小津夜景 存在のためのふわふわした組曲1「ねてもさめても」 ・水原紫苑 短歌 「水車小屋の乙女」 ・上坂あゆ美 エッセイ 「無害老人計画」 ・宮崎智之 評論 「中原中也の「朝の歌」」 ・森山恵 評論 「女性詩人たちの「空」」 ・片上長閑 評論 「子規小見」 ・編集後記 渡辺祐真 【読書会のためのアンソロジー】 そこにある死を掲げて 〈書肆 海と夕焼〉柳沼雄太 【BOOK SHOP’s Selection】〈NENOi〉 根井啓 【「貝がら千話」から】わるいものは猫になる モノ・ホーミー