現在、田畑書店公式SHOPは下記リンク先へ移行中です。最新の情報は移行先をご確認ください。
田畑書店公式SHOP
-
ポケットアンソロジー作品リフィル 3冊セット「恋」
¥990
東北の有名人「四郎馬鹿」と呉服屋の娘との温かい交情。外科室で麻酔を頑なに拒む夫人の秘められた愛。 若い娘に魅せられた妻子持ちのラッパ吹き……めくるめく〈恋〉の七変化。 ポケットアンソロジー 〈3冊セット〉 恋 江戸川乱歩「木馬は廻る」 泉鏡花「外科室」 岡本かの子「みちのく」
-
ポケットアンソロジー作品リフィル 3冊セット「夜」
¥990
肺尖カタルの熱にうかされて歩いた寺町通りの夜も、いきなり血だらけの男に声をかけられた弁天町の夜も、三人の姉妹が天から見下ろす下界の美しい夜も……物語の数だけ、夜がある。 ポケットアンソロジー 〈3冊セット〉 夜 鈴木三重吉「星の女」 井伏鱒二「夜ふけと梅の花」 梶井基次郎「檸檬」
-
ポケットアンソロジー作品リフィル 3冊セット「祈」
¥990
責め苦の土壇場で「いんへるの」へ行こうと決意したおぎん。省線の小さな駅に誰を待つでもなく毎日座っている娘。印度人ラオチャンドの吹く不思議な笛の音……切実な祈りの声が聞える。 ポケットアンソロジー 〈3冊セット〉 祈 松永延造「ラ氏の笛」 太宰治「待つ」 芥川龍之介「おぎん」
-
「ヴィヨンの妻(下)」 太宰治
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「ヴィヨンの妻(下)」 太宰治 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 四国の華族の勘当息子でもある詩人の大谷は、小金井のボロ家に妻と四つになる息子と住んでいるが、妻子を顧みず放蕩を繰り返している。年の瀬も迫ったある深夜、泥酔して戻った大谷を追いかけ中野の飲み屋の夫婦が店の金を盗まれたと乗り込んできた。刃物を持ち出して巧みに逃げる夫をよそに、何とかすると場をとりもった妻は、翌日、策もなく中野の飲み屋に行き働くようになるが……デカダンスの極みを描いた傑作。(28頁・★3.5個)
-
「ヴィヨンの妻(上)」 太宰治
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「ヴィヨンの妻(上)」 太宰治 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 四国の華族の勘当息子でもある詩人の大谷は、小金井のボロ家に妻と四つになる息子と住んでいるが、妻子を顧みず放蕩を繰り返している。年の瀬も迫ったある深夜、泥酔して戻った大谷を追いかけ中野の飲み屋の夫婦が店の金を盗まれたと乗り込んできた。刃物を持ち出して巧みに逃げる夫をよそに、何とかすると場をとりもった妻は、翌日、策もなく中野の飲み屋に行き働くようになるが……デカダンスの極みを描いた傑作。(28頁・★3.5個)
-
「待つ」 太宰治
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「待つ」 太宰治 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 「雀線のその小さい駅に、私は毎日、人をお迎えにまいります。誰とも、わからぬ人を迎えに」……本来は人がきらいで誰にも会わずに家で母親と二人きりで黙って縫物をしていたい質だった「私」だが、大戦争(太平洋戦争)が始まってから、何だか不安になり、今までの生活にすっかり自信を失ってしまった。かといってどこに行くあてもなく、毎日駅に座っている私は、誰を、何を待っているのか? 短い紙幅に戦時下の日本人の実相を込め、掲載拒否にあった掌編。(8頁・★1個)
-
「十二月八日」 太宰治
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「十二月八日」 太宰治 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 太平洋戦争が始まった日——この日のことを百年後の紀元二千七百年後にまで正確に残そうと決意して作家の妻が一人称で語る。ラジオから開戦のニュースを耳にして「人間が変わってしまった」私。米国人に向けられた異常な敵愾心と昂揚感に包まれた妻をよそに、作家である夫はへんにトンチンカンな愛国心を披瀝する。そのズレをユーモラスに描き、言論統制下にあって開戦の日の庶民の日常の活写に作家の最大限の企みを込めた戦争文学。(20頁・★2.5個)
-
「恥」 太宰治
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「恥」 太宰治 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 「ひどい恥をかきました。顔から火が出る、などの形容はなまぬるい。草原をころげ廻って、わあっと叫びたい、と言っても未だ足りない」……小説に描かれた人物と作者本人を完全に同一視して、手紙を送っただけでなく、家にまで訪ねていった二十三歳の女性。その経緯を友だちに告白する語り口を借りて、作家と読者の関係、また登場人物とモデルの関係をあぶり出して、その裏に作家としての自らを韜晦する、たくらみに満ちた短篇。(20頁・★2.5個)
-
「千代女」 太宰治
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「千代女」 太宰治 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 十二歳のとき叔父さんのすすめで綴り方を「青い鳥」に投稿した「私」は、思いがけず一等に当選。続いてまた投稿したら、それは誌面を大きく飾り、高名な選者から長い感想文まで貰うまでに至った。ところがその時から私の人生は変わってしまった。教室で異常に誉めたたえる先生。急によそよそしくなった友達。小学校を卒業して楽になったが、それから……文章を書いて評価されることの脆さと危うさを少女の身に託して描く。(28頁・★3.5個)
-
「きりぎりす」 太宰治
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「きりぎりす」 太宰治 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 十九の春に周囲の反対を押し切って一緒になった夫は、傲岸で世間の評判も悪く、売れない絵ばかりを描いている画家だが、その絵に身体が震えるほど感動した「私」は、貧乏になればなるほど張り合いのある生活を送っていた。ところがある時から絵が評価されるようになり、日に日に偉くなっていくと、夫は身なりから言動まで変わってしまう。結婚五年で別れを決意するまでの妻の心境を、芸術と俗世間の関係に呼応させて描く。(28頁・★3.5個)
-
「皮膚と心」 太宰治
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「皮膚と心」 太宰治 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 自らの容姿を卑下しがちな「私」だったが、肌のきれいさには自信があった。ところが糠で擦りすぎたせいか、左の乳房の下から始まって瞬く間に吹出物が全身を覆ってしまう。心配する夫は心優しいが、劣等感が強く歯がゆいほど気が弱い。一見しがない図案化だが、実は有名な化粧品の図案を手がけていたりもする。日に日に醜くなっていく肌におののき、ついに夫の勧めで皮膚科の病院に行くが……肌と連動する女性の心理の綾を見事に描いた名篇。(36頁・★4.5個)
-
「燈籠」 太宰治
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「燈籠」 太宰治 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 貧しい下駄屋の一人娘は、齢二十四になるも未だ縁遠かった。それは貧しさゆえもあるが、地主の妾を娶った「日陰者」の家に生まれたからでもあった。その娘が、商業学校に通う五つ年下の学生に一目惚れしてしまう。みなし児で養家でも肩身が狭いという境遇に同情した娘は、友達と海水浴に行くといいながら沈んだ様子の水野のために海水着を盗んで村八分の目にあってしまう。ところが当の水野は……。(16頁・★2個)
-
「おさん」 太宰治
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「おさん」 太宰治 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 戦争が激しくなり、神田の雑誌社に勤めていた夫と離れ、「私」は子ども二人を連れて青森の里に疎開した。やがて無条件降伏となり、夫恋しさに東京に舞い戻った私は、やつれて卑屈でおどおどした夫を見いだした。それは失業や借金の疲れだけが原因ではなく、まるでたましいの抜けた人のように外泊を繰り返すのだった。そして真夏のある朝、だしぬけに温泉に行きたいと言い出した夫は……ニヒリズムの欺瞞を女性の視点から描く傑作。(28頁・★3.5個)
-
「比較言語学における統計的研究法の可能性について」寺田寅彦
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」寺田寅彦 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 子供時代の言語に対する関心から書き起こし、言語間の音韻の類似例をあげながら、その伝播の現象を統計学的に考察する。言語間の距離を語彙対応の確率で計算する方法を、科学者としての寺田の本領である分子の拡散現象の数式にまで落とし込んで提示。二十世紀半ばまでは揶揄の対象となっていた「寺田物理学」が、今日のごときAI時代にあっては最も先端的な発想をもっていたことを証明するエッセイ。(40頁・★5個)
-
「赤帯の話」梅崎春生
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「赤帯の話」 梅崎春生 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 「とにかく私たちは皆、一日中腹を減らしてばかりいた」。アムール河の支流のまた支流の、そのまた支流にある収容所に抑留されている「私」は虚弱者として氷上清掃班に廻された。それは冬の間凍結した河面から材木を掘り出して除去する仕事だった。私たち五人のグループを率いるイワノフというカンジマール(親方)は、服の上にいつも赤い帯を巻いていた。その「赤帯」は寡黙だがなぜか親しみが持てた……シベリア抑留兵とソ連兵の間の淡い友情を描く名篇。(28頁・★3.5個)
-
「イギリス海岸」宮沢賢治
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「イギリス海岸」 宮沢賢治 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 賢治が愛してやまなかった〈イギリス海岸〉。そこは北上川の西岸だが、岸辺をなす泥岩層がイギリス・ドーバー海峡の白亜層を思わせることから賢治が名付けたものだった。農学校の教師をしていた賢治は時には生徒を連れ、また時にはひとりでそこを散策した。本エッセイでは野外授業でイギリス海岸を訪れた日々を情感豊かに描く。地層を教え、化石を発見して歓喜する賢治は、まさにリベラルアーツを体現した存在だった。(28頁・★3.5個)
-
「瓶詰地獄」夢野久作
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「瓶詰地獄」夢野久作 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 島の海岸に流れ着いた三本の麦酒瓶。赤い蝋で封をされたその瓶の中には、船で遭難し、南の無人島に流れ着いた幼い兄妹の、健気ながら身も震えるメッセージが入っていた。幸いその島は年中夏のようで、豊かな食物が充ち満ちていた。二人は力を合わせて環境を整え快適な生活を築いていったが、月日が経つにつれて美しく艶やかに育っていく妹の肉体に、兄は悩まされるようになっていく。そしてその得体のしれない感情は妹も同じだった……最後まで「人」でいることに踏みとどまろうとする二人の運命は?(20頁・★2.5個)
-
「みちのく」岡本かの子
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「みちのく」 岡本かの子 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 東北の城下町Sに講演に訪れた作家は、町の写真館に飾られた、大ようで豊かで何か異様な面立ちをした少年の写真に惹きつけられる。それは〈四郎馬鹿〉と呼ばれた、東北地方では有名な知恵遅れの少年の肖像だった。土地の人たちにその少年の生い立ち、殊に北国寄りのF町の呉服屋の娘、お蘭と四郎馬鹿との温かい交情と数奇な運命の話を聞いた作家は、まだ存命と思しいお蘭を探そうとする……みちのくの人情が身に染みる短篇。(20頁・★2.5個)
-
「ばらの花五つ」片山廣子
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「ばらの花五つ」 片山廣子 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 馬込の丘の散歩道で見つけた新ばら園。疑獄事件で退官した地方の役人が、世間から隠れて始めたらしかった。それから戦争を経て、みんながどん底に堕ち、大ていの人は生活のために何かしら仕事をしなければ生きてゆかれなくなった。そんなとき思い出されるのはあのばら園のご主人。「ばらの花をきり、つぼみを一つきり二つきり、小さい利益と小さい損失を積みかさね、積みかさね、自分の新しい仕事を育ててゆかねばと、この頃しみじみ思うようになった」……疲れた心に沁みるエッセイ。(8頁・★1個)
-
「生涯の垣根」室生犀星
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「生涯の垣根」室生犀星 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 人生の最晩年を迎えた作家が、最後に行き着くところは庭だった。それも整えられた土と垣根。終の栖を建てたときから庭に関しては信頼して任せていた民さんに、作家は執着するところが大きかった。それは単に気が合う以上の関係だった。ところが民さんの怠け癖のひどさが原因で袂を別ってしまう。何年か経ち風の噂で民さんは田舎に流れてバタ屋をやっていると聞く。また民さんと庭の話がしたい……作家は再び民さんを雇う決心をする。作家と庭師の心温まる交情を描く名篇。(28頁・★3.5個)
-
「桜の森の満開の下」坂口安吾
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「桜の森の満開の下」坂口安吾 本体価格:300円 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 大昔、桜の森の下は、そこに行けば気が変になるくらい怖しいところだった。鈴鹿峠に住む残酷きわまりない山賊でさえ、桜の森の下の道を通るときは肝が冷えた。ある日、道ゆく夫婦を襲った山賊は、夫を殺して妻を奪った。八人目になるその女房は、怖いほど美しく、そして信じられぬほど残虐だった。山賊をたぶらかして都に出た女房は、山賊に頼んで狩ってきた首で遊ぶ。そんな都の暮らしが堪えられない山賊は、女房を引き連れて桜の森の下へと……幻想と美と残酷が同居する異世界。(44頁・★5.5個)
-
「晩菊」林芙美子
¥330
ポケットアンソロジー 作品リフィル 「晩菊」林芙美子 本体価格:300円 [JANコード] 判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし) 昔の男から久しぶりに訪問の電話を受けたきんは、そそくさと身支度にかかる。五十六という年齢も何のその。女の歳なんか長年の修業でどうにでもなると考えているきんは、五つの歳に秋田から東京に出て金満家の養女となったが、出入りの業者に犯されたのを機に家を出て十九で芸者となった。以来、男と重ねた恋は数知れず、いまはその思い出をよすがに独居している。その優雅な暮らしぶりを見て、金の無心をする男に、きんは興ざめを覚えるのだった……。(36頁・★4.5個)
-
ポケットアンソロジー スターターキット 荒川洋治・選『初めての世界』
¥3,850
荒川洋治・選『初めての世界』 本体価格:3500円 [JANコード]4582628021262 アンソロジスト荒川洋治が選ぶ最良の短編小説入門をポケットアンソロジーで味わう。 ブックジャケットと作品リフィル8篇にその紹介を加えセットにしたポケットアンソロジーのスターターキットです。 □収録作品リフィル 国木田独歩 画の悲み 菅忠雄 銅鑼 葉山嘉樹 淫売婦 横光利一 春は馬車に乗って 松永延造 ラ氏の笛 金史良 コブタンネ 小山清 落穂拾い 高見順 不正確な生 □ブックジャケット まったく新しい読書体験のはじまり……好きな作家の好きな作品を集めて、あなただけの短篇集をつくってみましょう。別売の「作品リフィル」を、付属の軸棒を使ってこのブックジャケットに綴じます。最大およそ200ページ。作品リフィルには8ページにひとつの★印がついています。合わせて25個までが目安です。さあ、あなたの掌に、豊かに広がる短篇小説の世界を! デザインは名久井直子さんです。 (付属品:ステンレス軸棒15本、貼ってはがせるコンテンツシール3枚、使い方マニュアル)
-
季刊 アンソロジスト 2022年 春 創刊号
¥880
A5判 縦210mm 横145mm 厚さ6mm 重さ 72g 60ページ 中綴じ/ビニール袋封入済 【紹介】 文化を編み換えるカルティベイト・マガジン『季刊 アンソロジスト』、2022年4月28日創刊! 『季刊 アンソロジスト』では選者によりテーマに合わせたお勧めの文学作品が選ばれ、紹介されます。 創刊号では「【特集】なんといっても「文学」の一丁目一番地 芥川龍之介の短篇小説 」として南木佳士さん、吉村萬壱さんが芥川の短編からベスト10を選びます。 増田みず子「人生に効く井伏鱒二」、松崎元子「娘が選ぶ父の短篇ベスト5 後藤明生」、荒川洋治「『ポケットアンソロジー・スターターキット』に寄せて」、ほか特集以外にも連載や読み物、書き下ろし短編、書店の案内など、読書家の好奇心の地図を広げる作品案内となっています。 選者によってえらばれた作品は、別売の"作品リフィル"としてそれぞれ単品で購入することが可能です。購入した"作品リフィル"は"ブックジャケット"に綴じることで、あなただけのお気に入りの短編アンソロジーを作ることができます。 【目次】 【特集】なんといっても「文学」の一丁目一番地 〈芥川龍之介の短篇小説〉 ◎芥川龍之介・短篇ベスト10 「古希を過ぎて芥川龍之介を読む」 南木佳士 「ウクライナ情勢と芥川龍之介」 吉村萬壱 【人生に効く井伏鱒二(一)】 短編小説の理想形 増田みず子 【娘が選ぶ父の短篇ベスト5】 後藤明生 松崎元子 【『ポケットアンソロジー・スターターキット』に寄せて】 初めての世界 荒川洋治 【書下ろし短篇小説】 父の自転車と母の赤い車 太田靖久 【代わりに読む《山本周五郎》】 友田とん 【くう・ねる・あむあむ・1】 梅﨑実奈 【短篇小説で一服】キャサリン・マンスフィールド「園遊会」 山本アマネ 《スケザネ図書室》 ・前口上 渡辺祐真 ・永井玲衣 インタビュー「詩と哲学の交点」 ・小津夜景 存在のためのふわふわした組曲1「ねてもさめても」 ・水原紫苑 短歌 「水車小屋の乙女」 ・上坂あゆ美 エッセイ 「無害老人計画」 ・宮崎智之 評論 「中原中也の「朝の歌」」 ・森山恵 評論 「女性詩人たちの「空」」 ・片上長閑 評論 「子規小見」 ・編集後記 渡辺祐真 【読書会のためのアンソロジー】 そこにある死を掲げて 〈書肆 海と夕焼〉柳沼雄太 【BOOK SHOP’s Selection】〈NENOi〉 根井啓 【「貝がら千話」から】わるいものは猫になる モノ・ホーミー