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商人五吉池を見る

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庵原高子著「商人五吉池を見る」

若き日に日露戦争に出征して命からがら生還した五吉は、東京麹町に羅紗問屋を開く。そして関東大震災と太平洋戦争を生き抜き、戦後の繁栄を築く――自らの父親をモデルにひとりの商人の生涯を描いた著者畢生の長編大河小説。

2020年 8月 8日 発売

価格 3,800円 + 税
ISBN: 978-4-8038-0375-4 Cコード C0093
四六判 400ページ 筒箱入り
縦198mm 横137mm 厚さ26mm 重さ473g

目 次
序 章    日露戦争
第一章    美ナラズト雖モ醜ナラズ
第二章    関東大震災発生
第三章    ミシン命
第四章    その年末 妻の手術
第五章    普通選拳運動
第六章    竈の下の灰までも
第七章    新しい家、昭和の時代
第八章    投票所、教会
第九章    シェレル神父
第十章    虫が這うように
第十一章   さらに大きな虫
第十二章   五・一五事件
第十三章   二・二六事件
第十四章   切支丹屋敷跡
第十五章   国民服令
第十六章   商人五吉 水のない池を見る
第十七章   大東亞戰爭
第十八章   銃後の家族たち
第十九章   村立国民学校
第二十章   敗戰
第二十一章  戦後その一
第二十二章  戦後その二
第二十三章  市川市の家
第二十四章  漢詩を詠む
終 章    鎌倉カーニバル
あとがき
参考文献


庵原 高子 (アンバラ タカコ)
1934年、東京市麹町区に生まれる。58年、「三田文学」に「降誕祭の手紙」を発表、翌年、同作が第40回芥川賞の候補作に選ばれる。同じく候補となった山川方夫氏と知り合い、以後師事する。61年、「三田文学」に「地上の草」を6回にわたって連載するも、その後、出産を機に家事に専念。91年、「三田文学」に作品を発表しはじめ、作家生活を復活させる。著書に『姉妹』(97年、小沢書店)、『表彰』(2005年、作品社)、『海の乳房』(2013年、作品社)、『庵原高子自選作品集 降誕祭の手紙/地上の草』(2018年、田畑書店)がある。

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