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日本編集者学会編 Editorship(エディターシップ) Vol.5

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特集1 信州と出版文化
岩波書店、筑摩書房、みすず書房、理論社……戦後を代表する出版社や文化人を輩出してきた信州。郷土史・民俗学の宝庫としても知られるこの地において、あらためて出版文化の真義と地域との結びつきを考える。

特集2 少年社員のいた時代
かつて出版社にも若年者入社制度があった。通称「少年社員」である。大正期より始まったの制度は戦後へ続き、復興期出版業の大きな礎となる。その少年達はどのようなかたちで採用され、学業と社業を両立し育っていったのか。当事者ならではの秘話を交え伝えられる出版史。

他、特別講演「谷崎潤一郎と編集者たち」、「メディアの公共性と流通の制度的保障―デジタル時代の公共を探る」「満州文藝春秋社の址はどうなっているか」等出版編集のこれからと未来を読む充実の内容です。

縦257mm 横182mm 幅10mm 144ページ 並製
ISBN 978-4-8038-0352-5 価格 1,600円+税 2018年5月3日発売

目次
特集 信州と出版分化
文化出版人・古田晁と筑摩書房・・・大阪芸術大学教授 長谷川郁夫
地域を編む・・・・・・・・・・・県立長野図書館館長 平賀研也
「飯田学」を論ずる
伊那史学会主幹 原田望 × 文芸評論家 川村湊 × 法政大学教授 高柳俊男

特集 少年社員がいた時代
前口上・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長谷川郁夫
人生をきめた二つの辞令・・・・・・・・・・元講談社 平澤尚利
谷崎で始まり谷崎で終える・・・・・・・元中央公論社 前田良和
岩波書店における徒弟制度・・・・・・・・元岩波書店 今井康之

《特別講演》谷崎潤一郎と編集者たち・早稲田大学教授 千葉俊二
講演を聞いて・・・・・・・・・・・・・・千葉俊二 × 長谷川郁夫

満州文藝春秋社の址はどうなっているか・・・・・・・・和賀正樹
飯田から善光寺へ
――『一遍聖絵』の旅・・・・・・・・・・・・・・・・石塚純一
メディアの公共性と流通の制度的保障
――デジタル時代の公共を探る・・・・・専修大学教授 山田健太
《死と死者の文学 第四回》
姿を変えて潜むもの――今昔的世界と近代・・・・・・・佐藤美奈子
久保より江
――小村雪岱と泉鏡花の出会いの媒介者として・・・・・真田幸治

コラム
本をいただく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・堀山和子
酒と煙草と志ん生と・・・・・・・・・・・・・・・・・和気元

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