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丸山健二著
どこにでもありそうで、どこにもないバラエティー溢れる8つの生を描いた掌編小説集「われは何処に」と、〈風人間〉を自称する泥棒の独立不羈かつ数奇な人生を掌編小説群で描く「風を見たかい?」を収録。全18篇がこの1冊に。
文庫判(154ミリ×110ミリ)厚さ20ミリ/重量260グラム
〇書評掲載情報
2020年01月11日 図書新聞 1月18日号、第3431号 評者: 久保隆
2019年12月14日 読売新聞 夕刊
〇丸山健二 (まるやまけんじ)
1943年、長野県飯山市に生れる。国立仙台電波高等学校(現在の国立仙台電波工業高等専門学校の前身)卒業後、東京の商社に勤務。66年『夏の流れ』で第23回文學界新人賞を受賞。同年、同作で芥川賞を受賞し作家活動に入る。68年に郷里の長野県に移住後、文壇とは一線を画した独自の創作活動を続ける。また、趣味で始めた作庭を自らの手による写真と文で構成した独自の表現世界も展開している。近年の作品に長編小説『我ら亡きあとに津波よ来たれ』(上・下)。『夢の夜から口笛の朝まで』『おはぐろとんぼ夜話』(全3巻)、エッセイ『人生なんてくそくらえ』、『生きることは闘うことだ』などがある。
レビュー
(11)
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